オリンパスペンEE3です。小さいですが金属製です。カメラ好きの人には有名な機種だと思いますが、1970~80年代の機種ですのでデジカメ世代の人には知らない人も多いかもしれません。
このカメラ、いわゆるシャッターを押すだけで写るカメラの元祖といえると思います。ただ、写ルンですと比べると高機能です。なぜなら、普通の写ルンですは固定焦点、固定絞り、固定シャッタースピードですが、このEE3はシャッタースピードは1/40、1/200の2速、絞りはF3.5~22です。焦点は固定で3.2mです。これによって、表現の幅がかなり広がります。ただし、これらのことは意識しなくても、レンズの側面のダイヤルを使用するフィルムのISO値に合わせて、あとはシャッターをきるだけでOKです。ISOは400までですが、1600を使用しても何とかなります
まぁ、写ルンですと比べると、フラッシュがない(専用フラッシュは入手困難、汎用品使用にはそれなりの知識が必要)とか、フィルムの入れ替えが面倒(昔のカメラを使っている人にはどうということはないが)という問題はありますけど、写ルンですを使うくらいならこれを入手したほうが良いと個人的には思うのです。
E-410 ZD ED14-42mm F3.5-5.6
うちのEE3は使用感は結構ありますが、モルトの張替えなどはやってあり、セレンも生きているのでまったく問題なく使用できています。
あ、このカメラの一番大事な特徴を言い忘れていました(^^;
このカメラはハーフサイズカメラなので、36枚撮りで72枚撮れます。つまりローソンとかで同時プリントすると、1枚あたりのコストはフィルム代を除くと10円以下になって大変お得です。